免許証がないと気づいたとき、まず頭に浮かぶのは「どこに行けばいいのか」だと思います。更新と違って、再発行は慣れていない方が多い手続き。行く場所の見当がつくだけで、かなり気持ちが落ち着きます。
台東区を拠点に地域情報を集めている、『台東クリップ』エリア担当ライターの「のり」です。入谷に住んでいるので、手続き先を調べるときはまず「ここからどこが動きやすいか」から考えます。
この記事では、東京都内での再交付手続きの窓口・必要書類・写真のこと、紛失と盗難で流れが変わる点、住所変更との同時手続きの可否まで、確認しておきたい観点を順番に整理します。
再交付が必要になる主なケース
免許証の再交付が必要になる場面は、大きく三つあります。なくした(遺失)、盗まれた(盗難)、傷んで読めなくなった(汚損・破損)。どのケースでも手続きの窓口は同じですが、必要書類の一部で違いが出てきます。
破損の場合は、そのダメージを受けた免許証を持参する必要があります。紛失・盗難の場合は免許証そのものがないので、代わりに本人確認ができる書類が必要になります。この点が最初の分かれ道です。
東京都内の手続き窓口はどこか
東京都内で運転免許証の再交付を受けられるのは、警視庁が管轄する運転免許試験場の三か所です。警察署では受け付けていません。更新手続きとは扱いが異なるので、ここは先に確認しておくと余計な移動が防げます。
- 府中運転免許試験場
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府中市多磨町3-1-1(042-362-3591)
- 鮫洲運転免許試験場
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品川区東大井1-12-5(03-3474-1374)
- 江東運転免許試験場
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江東区新砂1-7-24(03-3699-1151)
台東区から動きやすいのは江東運転免許試験場です。入谷から東京メトロ日比谷線・東西線と乗り継いで東陽町駅まで出れば、そこから徒歩5分ほど。日曜も受け付けがあります(時間帯は後述)。
受付時間と日曜の動き方
三試験場とも、平日は午前8時30分から午後4時まで受け付けています(警視庁公式情報、2025年10月更新)。日曜は午前8時から受け付けられますが、午前11時30分から午後1時の間は窓口が止まります。
土曜・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)は受け付けがありません。仕事帰りに寄るのが難しい方は、日曜の午前中に動く計画が現実的かもしれません。
必要書類で迷いやすい点
紛失・盗難の場合に必要なのは、住所・氏名・生年月日が確認できる書類です。マイナンバーカード、住民票の写し(コピー不可・個人番号の記載がないもの)、パスポート、社員証、学生証などが使えます。

住民票は「コピー不可」です。念のため本人確認書類を複数持っていくと安心
見落としやすいのが、住民票を使う場合の「マイナンバー(個人番号)の記載がないもの」という条件。役所で発行するときに確認が必要な点です。申請前に一度チェックしておく価値があります。
写真は持参か試験場で撮るか
三試験場とも、会場内に自動証明写真機(スピード写真機)があります。当日そこで撮影した写真も使えるので、あわてて事前に用意しなくても対応できます。
自分で持参した写真を使うことも可能です。規格は申請前6か月以内に撮影した、正面・無帽・無背景・上三分身のもの。持参写真の場合は規格外だと受け付けてもらえないので、不安なら試験場内で撮るほうが確実です。
紛失と盗難で違いが出るところ
盗難の場合は、警察への被害届の提出が絡んでくることがあります。試験場での再交付手続きに被害届の提出が直接の条件とはなっていませんが、後から見つかった免許証の扱いや、万が一悪用された場合の記録として、被害届を出しておくことを確認しておく場面です。
最寄りの警察署に行けば届け出られます。台東区内であれば、入谷・上野・浅草方面の署が動きやすいと思います。手続きの順番や対応については、各署の窓口に問い合わせてみるのが確実です。
住所変更など同時に見たい手続き
再交付と同時に住所変更などの記載事項変更を行う場合は、変更内容が確認できる書類が別途必要になります。住民票(本籍記載のもの等)を準備する必要があるか、事前に警視庁の公式ページか電話で確認しておくと安心です。
注意が必要なのが、道府県からの転入と同時に再交付する場合。即日交付できない場合がありますと警視庁が案内しています。急いでいる場合は、転入後のタイミングで動いたほうが無理がありません。
手数料の目安を確認しておく
運転免許証(通常の紙の免許証)のみを再交付する場合の手数料は、2,600円です(2025年改定後の警視庁公式情報)。マイナンバーカードと一体化した「マイナ免許証」の扱いによって金額が変わります。
自分の状況(免許証のみ保有か、マイナ免許証も保有かなど)によって金額が異なるので、詳細は申請前に警視庁の手数料ページで確認するのが確実です。
再交付までの身分証で困りやすい場面
免許証がない期間は、銀行の手続きや各種契約の場面で本人確認書類として使えないことがあります。マイナンバーカードやパスポートが手元にあれば代わりに使えることが多いですが、対応は機関によって異なります。
運転については、免許証が手元にない状態で車を運転することについての扱いを、再交付を急いでいる理由として確認されることがあります。携帯義務との関係など、気になる点があれば試験場の窓口か警察に確認するのが安全です。断定できる内容ではないので、ここはご自身で確認をしてください。
当日行く前に見ておきたいこと
僕が手続きの前に一度確認する流れは、だいたいこの順番です。
紛失・盗難・破損のどれかで、必要書類が変わります。
マイナンバーカードや住民票など、使えるものを確認します。
最新の受付時間・手数料・写真要件を確認してから行きます。
日曜や連休明けは混むことがあります。時間に余裕を持って動きます。
妻に「何時に戻る?」と聞かれたとき、「たぶん午後には」と言えるくらいの余裕を持って動ける日を選ぶのが、個人的には好きな段取り方です。
よくある失敗と注意が必要な場面
迷いやすいのが、「警察署に行けばいい」と思ってしまうケースです。東京都内では、運転免許証の再交付は試験場のみの取り扱いです。台東区内の警察署では再交付の受け付けは行っていません。
- 警察署では再交付を受け付けていない
- 代理人による手続きは不可(本人が行く)
- 住民票はコピー不可・個人番号なしのもの
- 道府県転入と同時の場合、即日交付外になることがある
「代理人不可」は見落とされやすい点です。本人が動けない状況のときに、誰かに頼めないかと考えることがありますが、この手続きは本人のみとなっています。
動く前に手元で確認できること
今日の時点でできる一番小さな確認は、手元の本人確認書類を一枚確かめることです。マイナンバーカードが有効か、パスポートが手元にあるか。それだけで、当日試験場に向かうときの不安がだいぶ変わります。
実際に動いた方から「書類が足りなくて一度戻った」という話を聞いたことがあります。試験場まで出て引き返すのは、なかなかしんどいんですよね。週末に動こうと思っているなら、前日の夜にでも書類の確認だけメモしておくと、翌朝が楽です。
警視庁の公式ページ(「遺失、盗難、汚損、破損による再交付」で検索すると出てきます)を一度開いておくことをおすすめします。行く前にひとつ、確認してみてくださいね。












