「三島神社御祭礼」という名前は知っていても、どの範囲で行われる行事なのか、見に行けるものなのか、いまひとつ分からないままにしている人は多いと思います。祭礼という言葉だけでは、外から来る人間には流れが見えにくいんですよね。
台東区入谷を拠点に地域情報を伝えている、地域情報メディア『台東クリップ』のエリア担当ライター、のりです。僕の営む接骨院の裏手に、この三島神社が鎮座しています。
この記事では、三島神社御祭礼の基本的な流れ、令和8年の日程、神輿や奉納行事の見え方、行く前に確認しておきたい混雑の目安や公式情報の調べ方を整理します。
三島神社御祭礼とはどんな行事か
三島神社は台東区下谷3丁目に鎮座する神社で、御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)です。山と海の両方を守る神様とされており、「落ちない」伝説で知られる雷井戸がある神社として地元では親しまれています。
御祭礼とは、神社で年に一度行われる大切な祭典のこと。三島神社では例大祭とも呼ばれ、宵宮・祭典・町内祭の3日間にわたって執り行われました。


どの地域の行事として行われるか
三島神社の氏子区域は、台東区の下谷・根岸・入谷・竜泉・三ノ輪の各町会にまたがっています。エリアとしては入谷から下谷にかけての一帯で、金杉上町町会など複数の町会が関わりながら運営しています。
下谷周辺に暮らす人には当然の年中行事でも、少し離れた場所から来る人には馴染みが薄いかもしれません。
令和8年の3日間の日程と内容
令和8年(2026年)の御祭礼は、神社公式と金杉上町町会・青少年部の告知を合わせると、次の流れで斎行されました。
- 6月12日(金)午前11時 宵宮
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神社境内での宵宮祭典。出席希望の方は事前に神社へ連絡が必要と案内されていました。
- 6月13日(土)午前11時 祭典
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神社での正式な祭典。13時30分からは子どもみこし・山車が弁天公園前を出発しました。
- 6月14日(日)町内祭
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大人神輿が9時と13時30分の2回、弁天公園前から出発しました。
日程や時刻は年によって変わる可能性があります。次回以降に見に行く場合は、出かける前に神社公式サイトや町会の告知で最新情報を確かめるようにしてください。
祭典と神輿渡御、時間帯の違いを知る
迷いやすいのが、神社の「祭典」と町会の「神輿渡御」が同じ日に別の時間帯で行われる点です。6月13日(土)は午前11時に神社で祭典が行われ、13時30分から子どもみこし・山車の渡御が始まりました。
神輿の行列を見たいなら午後を目安に動けばよく、静かな祭典の雰囲気を感じたいなら午前中に神社へ向かうほうが合っています。どちらを見るかで、当日の動き出しが変わります。
弁天公園前から見る神輿の出発
神輿の出発場所は弁天公園前(神酒所)で、13日・14日とも共通でした。弁天公園は三島神社のすぐそばにあり、地図アプリで「弁天公園 台東区下谷」と検索すると場所の見当がつきます。
出発時刻より少し前に弁天公園周辺に着いておくと、神輿の準備の様子から見られます。動き始めてから慌てて移動すると、思っていた場所に立てないこともあります。

出発前の弁天公園周辺に先に着いておくと余裕が生まれます
担ぎ手募集と半纏の借り方
令和8年は金杉上町町会・青少年部が担ぎ手を募集していました。未経験者大歓迎と告知されており、初めてでも参加しやすい雰囲気でした。
- 足袋着用必須(スニーカー不可)
- 半纏の貸し出しあり(1枚500円)
- 受け取りは13日午前10時から
- 弁天公園・神酒所での受け渡し
参加方法や半纏の貸し出し条件は、年によって変わる可能性があります。次回以降に参加を考えている場合は、足袋の準備を含め、町会の告知を事前に確認しておくと安心です。令和8年の問い合わせ先は金杉上町町会・青少年部(沼田)と案内されていました。
会場へのアクセスと道筋の目安
三島神社は台東区下谷3丁目7番5号にあります。台東区公式では、東京メトロ日比谷線「入谷駅」4番出口から徒歩8分、JR山手線「鶯谷駅」南口から徒歩15分と案内されています。
弁天公園は神社のすぐそばで、ポスターの地図にあるトヨタモビリティ(トヨペット)が目印になります。
徒歩約8分。入谷口交差点から南へ進むルートが分かりやすい。
トヨタモビリティ(トヨペット)を目印にすると弁天公園・神酒所が見えてくる。
神輿の出発場所はここ。当日は提灯や幕で祭りの雰囲気が出ている。
6月の暑さと近隣への配慮について
6月は日差しが強い日も多く、弁天公園周辺で神輿の出発を待つ場面では体力を使います。水分と帽子は出かける前に用意しておくと安心です。
神輿が動いている時間帯は沿道が混み合います。写真を撮る際は行列の進行を遮らない立ち位置を意識しておくと、周囲との摩擦が少なくなります。
次回以降、弁天公園前を確かめるなら
祭礼の前に、弁天公園と三島神社への道筋を一度歩いておくのが僕は好きです。当日どこで待つか、どの角から神輿が見えるかを先につかんでおくと、当日焦らず動けます。
入谷から下谷のこのあたりは、普段は静かな住宅地です。祭礼の日だけ空気が変わって、沿道にいる人の顔が違って見える。それがこの地域のお祭りの面白さだと感じています。
令和8年の三島神社御祭礼は、6月12日(金)・13日(土)・14日(日)に無事に斎行されました。次回以降に見に行く場合は、神社公式サイトや町会の告知で日程と神輿の出発時刻を確認し、弁天公園前でどんな景色が見られるか、ふらっと確かめに来てみてくださいね。












