家族の耳の聞こえが気になってきて、補聴器を考え始めたものの、台東区に費用を軽くする制度があるのか分からず、まず何を確認すればいいのか迷っている方は多いと思います。
地域情報メディア『台東クリップ』のエリア担当ライター、のりです。私も台東区の制度を調べるとき、まず対象になるかどうかを先に見るようにしています。
この記事では、台東区で探せる補聴器の制度、対象になる人の見方、申請から購入までの順番、購入前に確認したい点の順に整理していきます。
台東区で探せる補聴器の支援制度
台東区で補聴器に関わる制度を調べると、いくつかの名称が出てきて、どれが自分に当たるのか分かりにくいと感じる方が多いです。
台東区には、65歳以上の高齢者を対象にした「聞こえの改善機器購入費助成」、身体障害者手帳をお持ちの方向けの補装具費支給制度、18歳未満の中等度難聴児を対象にした発達支援事業がある。それぞれ対象者も窓口も異なるため、まず自分や家族がどの立場に当たるのかを最初に見るのが順番だと感じています。
制度名だけを見て自分に合うかどうかを決めず、対象条件を一つずつ照らし合わせることが遠回りを避けるコツかなと思います。
対象になる人の見方を整理する
迷いやすいのが、身体障害者手帳の有無で対象になる制度が分かれる点です。手帳をお持ちの方は補装具費支給制度、お持ちでない65歳以上の方は聞こえの改善機器購入費助成という区分けになります。
高齢者向けの助成では、耳鼻咽喉科医によって補聴器の装用が必要と認められていること、聴覚障害による身体障害者手帳を持っていないこと、過去に同じ助成を受けていないことが条件になります(台東区公式情報より、2025年7月時点)。
- 聞こえの改善機器購入費助成
-
65歳以上で身体障害者手帳をお持ちでない方が対象です。
- 補装具費支給制度
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聴覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方が対象です。
- 中等度難聴児発達支援事業
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18歳未満で手帳の交付対象にならない児童が対象です。
自分がどこに当たるか分からないときは、この三つを家族の状況と照らし合わせるところから始めると進みやすいです。
助成の対象になる費用の範囲
高齢者向けの助成でお金の対象になるのは、両耳または片耳に装用する補聴器本体の費用で、購入は1人1回限りです。
補聴器に付属する電池や充電器、イヤモールドは対象に含まれますが、別売りの電池、レンタル代、修理やメンテナンスの費用は対象外になる。ここは見落としやすい点だと感じています。
また、対象になるのは管理医療機器として認定された補聴器に限られ、集音器は対象外です。認定補聴器専門店または医療機関の補聴器外来で購入したものに限られる点も、購入前に必ず確認しておきたいところです。
申請から購入までの順番を確認する
ここは特に雑に決めたくないところで、台東区の高齢者向け助成は助成決定通知が届く前に購入すると対象外になります。順番を間違えると助成が受けられなくなるため、最初に見ておく価値があります。
本人確認書類を持って窓口へ行き、対象要件の確認後に申請書へ記入します。
受け取った医師意見書を持参し、補聴器の装用が必要かどうかを確認してもらいます。
医師が記入した日から3か月以内に、郵送または窓口へ提出します。
提出から2週間程度で、助成決定通知書と請求書が郵送されます。
通知書が届いた後に、認定補聴器専門店または補聴器外来で購入します。
購入後は請求期限までに領収書や関連書類を提出する必要があり、期限を過ぎると助成が受けられなくなるので注意が必要です。
申請時にそろえておきたいもの
申請の窓口では、まず本人確認書類が必要になります。マイナンバーカードや介護保険証などが該当します。
本人が窓口に行けない場合は、本人の同意があれば家族やケアマネジャーが代理で申請できる仕組みになっている。この点は家族で相談している段階の方には特に伝えたいポイントです。
非課税の方で、1月1日時点の住民登録が台東区外だった場合は、その自治体が発行する住民税非課税証明書が別途必要になることもあるので、事前に確認しておくと当日焦らずに済みます。
自己負担が残る場合の考え方
助成額は住民税の課税状況によって上限が異なり、非課税の方や生活保護受給中の方は上限が高く設定されています。課税の方は上限がそれより低くなります。
購入額が上限額より低ければ、その購入額がそのまま助成される仕組みです。上限を超える製品を選ぶと、その差額が自己負担として残ることになる。ここは製品を選ぶ前に把握しておきたい点だと思います。
正直に言うと、金額の細かい条件は申請するタイミングによっても変わることがあるため、最新の上限額は必ず窓口や公式サイトで確認してから進めるようにしています。
似た制度との違いを混同しない
よく迷うのが、身体障害者手帳をお持ちの方向けの補装具費支給制度と、高齢者向けの助成を混同してしまうケースです。
手帳をお持ちの方は補装具費支給制度が根拠になり、原則として利用金額の一部を負担する仕組みで、窓口も障害福祉課になります。高齢者向け助成とは申請先も条件も異なる。この違いを最初に整理しておくと、窓口で説明を聞くときに話が早く進みます。
| 制度 | 主な対象者 |
|---|---|
| 聞こえの改善機器購入費助成 | 65歳以上で手帳をお持ちでない方 |
| 補装具費支給制度 | 聴覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方 |
| 中等度難聴児発達支援事業 | 18歳未満で手帳交付対象外の児童 |
購入前に確認しておきたいこと
実際に見てみると、認定補聴器専門店や医療機関の補聴器外来以外で購入した製品は対象外になる決まりがあります。
通信販売や一般の家電量販店での購入は助成の対象にならないため、購入先を決める前に「認定補聴器専門店かどうか」を確認しておくことが欠かせません。

店選びは購入前の確認で一番後回しにされやすいところなんです
台東区公式情報の確認方法
制度の詳細は、台東区公式サイトの高齢福祉課や障害福祉課のページに掲載されています。最新の助成額や受付状況は、そこで確認するのが確実です。
電話で問い合わせる場合は、高齢者向け助成なら高齢福祉課、手帳をお持ちの方向けなら障害福祉課と、窓口が分かれている点に気をつけたいところです。
- 高齢福祉課総合相談・給付担当への確認
- 障害福祉課給付担当への確認
- 台東区公式サイトの最新掲載内容の確認
よくある失敗を避けるために
見落としやすいのが、助成決定通知が届く前に補聴器を購入してしまうケースです。せっかく条件に当てはまっていても、順番を間違えると助成そのものが受けられなくなります。
私も他の制度を調べていたとき、先に動いてしまって後から条件を知り、もう少し早く確認しておけばよかったと感じたことがありました。
もう一つ見落としやすいのが、購入後の請求期限です。書類を提出し忘れると助成が受けられなくなるため、決定通知が届いた時点で期限をメモしておくと安心です。
対象外になる可能性への注意点
過去に同じ助成を受けたことがある方や、聴覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方は、高齢者向け助成の対象にならない場合があります。
集音器や認定を受けていない機器、認定店以外での購入も対象外になる。条件に当てはまるように見えても、細部で外れることがあるため、窓口での確認を省かないほうが安心です。
悩んでいるみなさんへ
今日か明日、家族と話す機会があれば、まず手帳の有無と年齢だけでも確認してみてください。それだけで、自分に当たる制度がどれか見えてきます。
私も入谷で暮らしていて、区の制度を調べるときはまず窓口の担当課をメモに残すようにしています。順番さえ間違えなければ、そこまで身構えなくても進められる制度だと感じています。
今週末に少し時間があれば、台東区公式サイトの該当ページを一度開いてみてくださいね。それだけで、次に何をすればいいかが見えてくるはずです。













